展覧会

生島 国宜 コメント

2年前にヤマネアートラボで個展をした時の、展覧会コメントを読み返してみた。やっていることは何も変わっていないようだと思った。同じ道を歩き続け、同じ選択を続けているということは、何かを表現するという生き方の中では、重要なことだ。
前回のコメントの最後で、「最初から最後まで冗談のつもりで絵を描きたい」ということを書いた。今年になって、ようやくそれが出来るようになってきた感触がある。恣意的ではなく、特に何を感じてほしい、考えてほしいということは指し示さず、ただの冗談として作品が壁にかかっていてほしい。そして、とても些細な感覚の中で生まれる表現を信頼している。そういうコンセプトの作品である、というとまた冗談になる。
今回はポートレイトのほかに、風景、抽象と言うべき作品も展示している。これらの作品は、曽根裕、小左誠一郎、山水画、書道、TumblrやInstagramで見る海外の抽象画に影響を受けている。もちろんそれだけではないが、今のところ特筆すべきものとしてはこれらになる。

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